今日の表現-Birds Proverbs
第21回めです。
今日は鳥を含む"ことわざ;proverb"です。
有名なものもあるので、覚えておくと役立ちます。
ことわざは日本語との考え方の比較もできて面白いと思います。
単語を覚えるのにも、話の流れがあるので覚えやすいです。
1."Birds of a feather flock together."
"Birds of a feather"で"同じ羽根の鳥たち"で
"flock;群れ、集まる"です。
同じ羽根の鳥は一緒に集まる→似たもの同士が集まる
日本語の「類は友を呼ぶ」です。
2."The early bird catches the worm."
"worm;ミミズ"で
朝早い鳥がミミズを捕まえる→成功したいなら、早く起きなさい
日本語だと、「早起きは三文の徳」とよく訳されます。
しかし、個人的にはもっと主体性のある印象で、
漠然とした早起きでなく意思がある感じを受けます。
3.A bird in the hand is worth two in the bush.
"bush;茂み"で
捕まえた一羽鳥は、茂みの中の二羽の鳥の価値がある
→不果実なより大きな成功より、確実な小さな成功の方が良い
よく「明日の百より今日の五十」と訳されます。
4.Every bird loves to hear himself sing.
どの鳥も自分が鳴いているのを聞くことが好き
→人間はみな、自己陶酔するものである
みんなうぬぼれ屋であるくらいの意味ですね。
日本語では自画自賛は少し違うし、なんですかね思いつかないですね。
5."Don't count your chickens before they are hatched."
"hatch;孵化する"で
卵が孵化する前に、ひよこを数えるな→まだ手に入れてないものを当てにするな
で、日本語だと「取らぬタヌキの皮算用」です。
ちなみにタヌキは英語で"Raccoon dog"かそのまま" tanuki"です。
"Raccoon"はアライグマです。
どうやらタヌキはもともとの生息地が日本、韓国、中国、ロシアの一部に限られていて
あまり一般的でなかったようです。
6."You can't make an omelet without breaking a few eggs."
卵を割らなくてはオムレツは作れない→犠牲なしには何もできない
→大きな成功には犠牲が必要だから、少々の犠牲は気にするな
日本語では「蒔かぬ種は生えぬ」としているものなどもあります。
これも個人的には少し印象が違いますね、
英語は「より大きなものをみろ」で
日本語は「まず小さなことでも始めなさい」の感覚がある気がします。
7.Don't try to teach your Grandma to suck eggs
"suck;吸う"で
→祖母に卵の吸い方を教えようとするな
祖母は自分より人生経験豊富な人の例で
→自分より経験ある人に、技術を教えるな
日本語では「釈迦に説法」ですね。
8."Don't put all your eggs in one basket."
→一つのカゴに卵を全部入れるな
理由として 落としたりすると、全部の卵が割れるからが隠れていて、
→危険なことが起きても大丈夫な様に、財産は分散して起きなさい
または「常に逃げ道は用意しておきなさい」の使われ方のときもありますね。
好きなものはありましたか?
まずは好きなものを覚えておくと良いですね。
最後におまけで鳥は関係ないですが、もう一つ、
"There's no place like home."
家のような場所は、他にはないです
→我が家に優るところはなし、または生まれ育った故郷が一番良い
オズの魔法使いでも出てきますね。