今日の表現-Negative Prefixes-"Dis-"&"Un-"
第30回です。
昨日、"Un-"="not"で否定という話が出ました。
否定の意味を表す"接頭辞;Negative Prefixes"は
まだたくさんあります。
De-, Dis-, In(im-, il-, ir-), Mis-, Non-, Un-, Anti-, A-
が主なものです。
日本語の「非、反、不、未、無」と同じで少しづつ意味が異なり、
中には同じ単語でも複数の接頭辞を取るものあります。
そこで今回は2つ"Dis-"と"Un-"の両方を取る単語に
注目していきたいと思います。
"like;好き、似ている"
"dislike;嫌い"
"unlike;似ていない"
"ease;安心、気楽"
"disease;病気"
"unease;不安、心配"
"cover;覆う"
"discover;発見する、気づく"
"uncover;ふたを取る、暴露する"→隠れているものを出す
"able;出来る、可能な"
"disable;無効にする"
"unable;出来ない"
*"inability;出来ないこと、無力"→名詞のときは"in-"を取る
"interested;興味ある"
"disinterested;公平な"
"uninterested;無関心な"
"organized;組織的な"
"disorganized;無秩序な、でたらめな"
"unorganized;未組織の"
"comfortable;快適な"
"discomfortable;不快な"
"uncomfortable;心地よくない、気持ち悪い"
"Dis-"も"Un-"も基本は"not"ですが、
"Dis-"はわざと反対にしたり、外れる印象があり、
"Un-"はまだされていない印象です。
意味の違いの他に、接頭辞によって、
動詞、形容詞など取れるものが限定されたり、
ラテン語が語源だと…などでも接頭辞を判別も出来るのですが、
例外も多く、最後は意味を覚えるしかありません。
しかし、暗記だけだと辛いので、
"Dis-"と"Un-"については代表的なものは挙げたので、
大まかに自分なりのイメージを掴んでおくことで理解しやすくなると思います。